“花の名山” 中央アルプス 三ノ沢岳(2,847m) 2014.7.22 【3】
2014年 08月 22日
・その1はこちら→ “花の名山” 中央アルプス 三ノ沢岳(2,847m) 2014.7.22 【1】
・その2はこちら→ “花の名山” 中央アルプス 三ノ沢岳(2,847m) 2014.7.22 【2】
日帰り山行なのに 山レポ随分引っ張っています。
ぼちぼち続きを書きます。
↓ 下の “More”から
高山植物咲き乱れる登山道。
見れば見るたび、癒される・・・・・・。
しかし、来た道を振り返れば。
なかなかね、ゴツイお山なのですね。
そういえばこの先には鎖場もあるとか。
そんな情報も頭の片隅に入れつつ、
相変わらず岩とハイマツと高山植物の登山道を行く。
すれ違う人もほとんどいないので(後ろから10名くらいのグループが近づいていたけれど)
のんびりと写真を撮り撮り、時間をかけて進む。
ふと視線を感じて振り返る。
あ、ミヤマダイコンソウ。
時折陽は射すけれど、気付けば前も後ろもガスガス。
自分たちは一体どこにいるんだろうか。どこを歩いているんだろうか。
感覚的にそんなことをふと思う。日常の中の非日常です。
緑の中、大きな岩が点在するこの不思議な風景。
どこかで見たような・・・ うーむ。
ああ、そうだ、竜ヶ石山で見たカレンフェルトを思わせるんだ。
もやもやとガスに覆われたこの感じ。幻想的でお気に入り。
アップダウンを繰り返してきたけども、この辺りから山頂直下まではしばらくダラダラの登り。
これで一気に疲れがどっと・・・ ちょっとね、すいません、亀になりますよあたしゃ。
山頂に近づいた辺りで、またまたお花の小道。
わー!これはこれは。登りの疲れが吹っ飛んだわ。
(向こうから歩いてくるタンクトップの兄ちゃん、お顔をお花にしてしまいゴメンなすって。)
山頂へ向かう人、山頂から降りてくる人、
「ごめんなさいね」と何人かの登山客をよけつつ、隙を見てはカメラを向ける。
ミヤマキンバイやハクサンイチゲたち。
ハイマツからひょっこりハクサンイチゲ。
ふと斜面を見上げると、ハクサンチドリが。
下の方には咲いてなかったと思うから、ここでお初かしら。きれいな色。
まさに天空のお花畑で、今まで知らなかったのを悔やむくらい。
いつまでも眺めていたくなる。まだ登ったことがない方は、ぜひ。
お花はまだ咲いていなかったけど、コバイケイソウの葉もたくさんありましたよ。
(私たちが登ったのは7月下旬。もう今はとっくに咲いているね。)
8月に入ってからだとまた違う花が見られてきれいなんだろうなぁ。
山頂直下では、シナノキンバイの姿も見られるように。
ほわっと、少し大きめなのよね。こちらも鮮やか、とても惹かれる色。
・・・・・さあ!山頂が見えてきましたよ。
ようやくです。思っていたよりも長かった・・・・・。
さて、お疲れさまでした。ほっとする瞬間。
・・・・・・あれ!?
あると聞いていた鎖場がなかったな。
なかったけど、鎖もロープもない岩場をよじ登って進んだ箇所があったよ。
そこに以前はあったのかね。それとも違う所の話かね。
山頂の一部には広めの岩場があり、みなさんそこで休憩している様子。
先客は4~5人かな?我々もすぐにそちらへ移動してお昼を食べ始めたのだけど、
このあと10名以上のグループやら、それ以外のグループ数組やら
どやどやとみなさん山頂に到着されて、いっぺんに賑やかに。
おお、静かな山だと聞いていたけどさすがハイシーズン!!
きっとお花が好きな方々に人気なんだね。
・・・さてさて。あとは下山なんだけど
長くなっちゃったので続きはまたにします・・・。
相変わらず内容の薄い山レポだけどまた気が向いたら見て下さいませ。
by hinemosk
| 2014-08-22 13:53
| 山登り