「ん」だに。
2014年 11月 19日
私の地元の方言・・・新居弁(遠州弁)は、
このあたりの方言とよく似ているなぁ、と いつも思う。
だら~、とか だに~、とか 無いと会話ができんもんね。
そういえば中学生の頃、友達と
「ちょっとさ~方言使わんで話してみるか~」という遊び(?)をよくしていたんだけども
決まって無言になるんですよね。
あるいはすべて敬語になるか。
・・・・・・さて、方言が「似ている」と言っても、確実に「別の」方言なのだから
日常会話の中で おや?? と思うことがいくつかあります。
例えば・・・・・・・
「○○だに」 の前に、 「ん」 が付くんですよね。このあたりの方言だと。
遠州だと 「これ美味しいだに・美味しいに」 と言うのを
こちらでは 「美味しいんだに」 と言うんですよね。
ほお・・・・・・!!
はじめて聞いた時は「なんてのどかな響きなんだろう」と思いましたよ。
これね、この方言使わん人は、「何がどう違うんだ?」と思われるだろうけど、
本当に微妙なニュアンスの違いなのだわ。
「○○に行ったんだに~」とか、「これ作ったんだに~」とか。
たった一文字増えただけなのに、ものすんごくのんびりとした気持ちになる。
まさに人柄そのものだなぁ、と、そんなことをぼんやり思う今日この頃であります。
いやはや、まさに 似て非なるものだわ。
また何か気付いたことがあれば、備忘録として書こうっと。
by hinemosk
| 2014-11-19 19:34
| 飯島町のこと