「ツボにはまる」という現象は、本当に不思議なもので・・・。
なぜこれが?なぜこの言葉が!? って、自分でもよくワカランのだけど、笑えるのですな。
この間、枝雀さんの『寝床』のマクラをぼんやりと聴いていたときに
(寝床のマクラ、ってある意味これだけで成立してしまったわ)
「わたしね心安いタヌキに聞いたことございますけど」 のところで
心安いタヌキ!!
.∵・(゚ε゚ )ブッ!! ←本当に、この顔文字の通りになりまして。
でも、あれ・・・お客さんの笑い声はあまり起こっておらず・・・。
「ほお、ほお、ならアンタは人がおらんとこでは目ぇむかんのか」と、
熱心にタヌキと話し込んでいる枝雀さんが容易に想像できて、なんだか好きなのであります。
(心安いって言葉自体、この辺の皆さんがよく使うから余計にね、笑えてしまう。)
さてさて、話はガラリとかわりまして。
当店でお出ししている珈琲のことです。
蕎麦屋なのになぜ珈琲?しかもハンドドリップ、豆は上質なスペシャルティ珈琲、更に特殊なフィルター・・・。
ちょっと、こだわっているのでありますが、それもこれもすべて、
「オットが珈琲好きだから」というシンプルな理由からなんですな。
長野への移住前・・・身麻呂にいた頃には、ずっとお世話になっていた
香茶屋さん の「コーヒー教室」で
勉強させて頂いたこともあります。(お近くの方はぜひ!素敵なお店ですよ~)
珈琲豆も、お店によっていろんな特徴があって、本当に面白いですね。
ひねもすでは、珈琲をメニューに加えてからずっと
長野と茨城、さてどう知り合ったかというと・・・元々は、山つながり、Twitterつながりなんですな。
インターネット上で少しやりとりをさせて頂いたあとに、初めて珈琲の注文をして、
「あ、美味しい!!」 完全に、我々の好みの珈琲だったのでした。
つきろくさんの、高品質で香り高い珈琲、ぜひ一度召し上がって頂きたいです。
当店では現在、「紅葉ブレンド」と「こくふかブレンド」をお出ししていますよ~。
興味のある方はぜひつきろくさんのHPもご覧になって下さいね。
↑珈琲と一緒に送って下さった、珈琲豆のクリップ。
名を「紅太郎」くんというそうです。か、かわいい・・・!!
そうそう、山好きの方は、店主さんの山行記録もお見逃しなく。
先日は、木曽駒の帰りになんと当店にもお立ち寄り下さいました!
初めてお会いする店主さんは、山が似合う、とても爽やかなお方でした。
また伊那谷へお越しの際はぜひ~!我々もいつか筑波山に遊びに行きたいなぁ。
浜北の身麻呂のおはなし。
2015年8月、店主急逝のため閉店いたしました。
およそ11年の間、ご愛顧頂き誠にありがとうございました。