北八ヶ岳・雨池スノーシューハイク 2015年1月5日 【1】
2015年 01月 17日
年末年始の仕事を終え、世間様がいつもの日常に戻った頃・・・
行ってまいりました、大好きな北八ツ。
今回は、夏に一度訪れた「雨池」までののんびりスノーハイクであります。
またいつものごとく、参考にならない情報満載の山レポを
のんびりと書いていきますのでどうぞよろしくです。。。
ピラタスのロープウェイ(あ、今名前変わったんだっけ)に乗り
どんどこどんどこ、あっという間にお高いところへ・・・。
天気、晴れ。山頂の気温、-8℃。
・・・無風!陽射しがあたたかい!!
いやあ、今までで一番の好天です。いい時に来られてヨカッター。
9時00分の始発ロープウェイにはあっさり乗り遅れた我々。
まあ全然急いでないからゆっくりでいいねと話しつつ、次の20分発のロープウェイに乗車。
スキーヤー&スノーボーダーさんに交じって
スノーシューを担いだハイカーさんたちもたくさんいらしたわ。
そして山頂に到着後、我々がスノーシューをはいたり何だりモタモタしている間に
他の皆さんはあっという間に準備を済ませ、それぞれの目的地へ。
おお、残るは静けさとこの景色。ただひたすらに、白と青。
斜面を覆うモンスターたちの姿が、なんとなく針の山のようにも見える・・・オソロシヤ。
ああ、もうすでに展望台まで到達している方々がいらっしゃるわ。
あそこから見る坪庭の景色もまた素晴らしいものですね。
さて我々は、今回は坪庭は通過せず・・・
まっすぐ縞枯山荘がある方へ歩き出します。
準備はいいですか。
・・・なんと!オットがゴーグルを忘れたとな!!
目が焼けちまう・・・ 忘れ物には気を付けなはれ。
オット、帽子を深くかぶり、出発であります。
まずは私の大好きなこの木にご挨拶。また会えてよかった。
いつも行く前は 「どの木かわかるかなぁ・・・」 と少々不安に思うのだけど
実際この場に行くと「そうそう、この木だ」と瞬時にわかる。
不思議なもんだなぁ。
ふと、諸星大二郎の「幻の木」を思い出してしまったわ。
「木よ!私の木!」のあれね。瓜子姫とアマノジャクの話。
まるで吸い込まれるかのように、深い深い、スノーモンスターたちの森へ。
これは垂れ耳の大型犬。アイリッシュセッターみたい。
逆光だと、上から覗き込まれているようで迫力が増すね。
太陽を背後に従えている感じ。
森の途切れ間、開けた場所に出ることもあるのです。
明るい雪原。
あの上に行くには結構な斜面を登らねばならなくて、
一度、途中まで登りかけたのだけど、体が埋まりそうだったので諦めたことよ。
「同じような写真ばかり撮っているなぁ」という自覚はありつつも
ついつい、少し進んではまたカメラを構えてしまう。フフ。
「ルン♪」 思わずはしゃぐオットの向こうには・・・
見えてまいりました、縞枯山荘。
いつ見てもカッコいい、「これぞ山小屋」という佇まい。
冬の平日はだいたい休業中なんだろうな。空いてるのを見たことがないので。
夏に来た時、はじめて「営業中」の看板を見て、感激したっけ。
その時には、ここぞとばかりに手ぬぐいやバッジなど買わせて頂きました。
小屋の前を過ぎて更に先へ。ここは雨池峠。
「雨池」の方向を確認して、そのまままっすぐ進みます。
ここでもまた、モンスターたちに囲まれてしまう。
よくぞここまで大きく成長したもんです。みなさん。
ちょっとお邪魔しますので。通して下さいね。
完全なる運動不足の我々。スノーシューも久々なのだけど
ここまで高低差がほとんどないのと、雪が軽いのとで、とても楽々。
いやあ、快適です。
さて、ここからしばしゆるやかな下り。
夏に来た時は大きな岩ゴロンゴロンの個人的に苦手な道だったけど・・・
今はすべてこの雪の下。眠りについてらっしゃる。
モフモフと、ざくざくと、楽しく下ってゆきましょう。
あまり進んでいないけど、その1はここまで。
続きはまた近日中に!
おまけ:2012年8月に訪れた坪庭の様子はこちら→ ★
by hinemosk
| 2015-01-17 14:42
| 山登り