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寒晒しそば祭り。





テッカテカに日が照りつけ、暑い日が続いとります。

ば~、ひずるしいやぁ・・・。


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日暮れのころ、風がすーっと涼しくなると、心からほっとしますな。






・・・さてさて!そんなことよりも、

今週末の「寒晒しそば祭り」のお知らせをしそびれておりました・・・。


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(ちょっとヨレヨレでスミマセン)

7月18日(土)から20日(月)の三日間、飯島町内の蕎麦屋で「寒晒しそば」をご提供いたします。



寒晒しそばとは・・・

蕎麦の実を厳寒期(大寒から立春の時期)に、10日間ほど冷たい清流に浸す。

そして水から引き上げ、天日の下で寒風にさらしながら乾燥させ、夏まで土蔵などで熟成させる。

・・・このような手順で作られるそばのことで、なんと江戸時代から行われていたそうです。

秋に収穫された蕎麦を、夏でも美味しく食べられるようにするにはどうしたらいいか?

ということから生み出された、先人の知恵なのですな。

当時、伊那の高遠藩や諏訪の高島藩が将軍家に献上していたとのこと。

最高級の蕎麦だったのですねぇ・・・。




そうそう、実際に寒晒しにすることで、蕎麦がどう変わるか?についてですが

●アクが抜けて甘みが強くなる

●つるつるモチモチと、舌触りのいい蕎麦になる

●ギャバ(アミノ酸の一種で血圧低下や肝機能腎機能改善、血糖の抑制などの効果があるとされている成分)が増加

・・・などなど、いいことがたくさんあるそうですよ。





ちなみに!

寒晒しそばは数量限定なので、そば祭り自体も今週末の三日間だけなのですが・・・

当店では、「いつもの田切の蕎麦」との 食べくらべ でお出しする予定でして、

他のお店よりも少しずつ製粉し、少しずつ打つ、ということになります。

そのため、おそらく一週間くらいは寒晒しそばをお出しすることになるかなぁ・・・。

どうぞ、よろしくお願いいたしますm(__)m









by hinemosk | 2015-07-14 16:08 | お店のこと

長野に移住した、山好きなへっぽこ夫婦のおはなし。自家製粉手打ち十割蕎麦の店「蕎麦ひねもす」営業中です。


by hinemosk